この恋は本物の恋だから・その2

みなさん、こんにちは。みなさんはお元気ですか?私は全然元気じゃありません。宮本くんに失恋したからです。もう何度目の彼女話で何度目の失恋だって感じですが、どこまで続くこの痛みと思いつつ、書きたいことがあって筆を取りました。

ツイッターの反応が予想以上に深刻で、それまでの宮本さん好きツイートを消してしまった方がいたり、夜中につらさを吐き出したり、今はエレカシもソロ曲も聞けないといった方々もいて、そんなつぶやきを見ていてふたつのことを考えました。

ひとつは、宮本はほんとにスターになったんだなってこと。この騒がれ方はスターだよ。エレカシの20代からのファンは、才能があって認められてデビューしたのに売れない彼らを見てもどかしかったのと、宮本自身が契約を切られた話をあちこちでするのにも胸を痛めてきたんですよ。ファン同士で話し合ったわけじゃないけど、ネットで古いファンの感想読んでるとだいたい同じこと考えてたんだなと思う。

宮本くんがデビュー時から普通に彼女話をしてもなんにも話題にもならなかった。インタビュワーさんはプライベートなことなど何も聞いてないのに嬉しそうに進んで彼女話をする宮本に乙女心は血の涙を流しつつも、世の中が何事もなかったように過ぎていくのがちょっと虚しかった。

長年のファンから見ると、宮本の彼女話は通常運転というか、定期報告みたいなものなんですよ。で、世間的に売れている時だけ話題になるんですね。世の中ってこういうものか、と思います。最近は今カノ話はしなかったからさすがにわきまえたかと思っていたら外部圧力で知らされて、これよりは宮本が自分で話した方がいいかなと思う。その方が宮本くんの率直な性格を世間にアピールできるから。どっちでも乙女ゴコロは負傷しますがね。

でもひとつ正直に告白すると、今回は2度目なの!?えっ、1度目って私覚えてない。こんな話題を忘れるはずはないから、本当に当時知らなかったんだと思います。うーん、エレカシに一度別れを告げた時のことかしら。こういう、おまえはホントにファンなのか現象が時々起こります。不思議。

ふたつめは、今つらい思いをしている方に向けて、余計なお世話だとわかっているし私なんかに言われたくないと思われると思うけど、もしかしたら伝わることもあるかもしれないと思うので書いておきます。

宮本の彼女話が出たら、宮本に悪態つけばいいんですよ。宮本だってステージから客にバカヤローって平気で言うじゃないですか。私たちも宮本ばーかばーかってレスポンスしていいんですよ。

こんなことはネットの無い時代にはできなかった。私たちの声が届くこともなく、見方を変えると彼らも見えない相手に向けて歌っていたんだと思う。だから売れることがひとつの指標になって、今も売り上げなどの数字は力があるし、それは事実で現実だと思う。でも、ネットによってファンの愛は可視化されるようになった。私は本人が見る見ないはどっちでもいいと思っているけど、彼らの周囲で金勘定をしないといけない人たちには是非見てほしい。売り上げや視聴率といった数字がいまいちでも、もしくは全然ダメでも、どういうファンに支持されているかでこの先の伸びしろと展開が見えてくると思う。

宮本の場合は、ファンの年齢層が高いので10代のファンと違って財布のひもの開け閉めも当人次第で開けてもらいやすいのと、ソロとROMANCEで更に幅広い年齢の女性客が増えて、今売れるものはCDでもグッズでも目一杯売れるのに、よりによって女性客が引いてしまう話題がソロコンの前に出てしまったことが私は悔しい。普通は彼女持ちに金なんかかけないよ。ツイッターでも買い控え発言出てるし。もー、ほんとに悔しい。

ちょっとずれましたが、私がばかばかとか悔しいとか率直に書いているのは、つらい乙女ゴコロを慰安するためでもあるんですよ。だって好きな人に彼女がいるってわかったら泣きたくなるじゃないですか。今までの自分の恋心がばかみたいに思えて、自分が悲しくて恥ずかしくて、消えてしまいたい、消してしまいたいって思う。でも、恋をするとはそういうことなんだと思う。たとえステージの上の人でも、この恋は本物の恋なんですよ。だから、今つらい人は本物の恋を知って、本物の失恋を味わっているんです。つらくないはずがない。恋をして傷つかないなんてことはない。すぐに回復なんてできないし、今は回復できるのかさえわからないと感じてしまうけど、悲しい時は我慢せずに悲しい気持ちと一緒に歩くしかないと思う。無理に元気に振る舞わなくていいし、傷口にせめてかさぶたができるまで静かに待つしかないと思う。

ていうか、人を慰めてる場合じゃないんですけど、なんかこういう非常時ってその人の本質が浮上しますよね。私も慰めてほしいんですけど、苦しんでいる人を目にすると、きゃーって私の中の何かが悲鳴を上げて、自分も血を流しながらでもなんか声をかけてあげたいって思うんです。なんの力もない人間が余計なお世話でしかないけど。

それと、ファンの声が届く分、宮本も多分なにがしか胸を痛めているかもしれないなって思うので書いておくと、今自分がやるべきことはさすがにわかってるよね。歌を歌うこと。それしかできることないだろ。あんたはそのために生まれてきたんだから、バースディコンサートを成功させることだけを考えろ。みんな宮本の声が好きだよ。歌が好きだよ。もちろん、私も大好き。何があっても私の愛は変わらないって前に言ったよね。あれは嘘じゃない、私に二言はない。私は一生、宮本を愛するから心配しないで歌ってね。楽しみにしてるよ。

 

 

 

 

 

なぜか宮本まで慰めてしまった本編は以上ですが、野暮を承知で付け足すと、私は宮本くんを1番好きだと書こうと判断した時に、いずれ現在の彼女話も出てくるだろうという覚悟を同時に決めていました。長年のファンだったら誰でも推測できることです。でも、あえて振り切って宮本くんが1番好きと書いておくことで、失恋話との振り幅が大きく広がって、読んでる方にドキドキが伝わりやすくなるんじゃないかなと思いました。

でも、「その時」に自分が何を感じて何を書くのかは、その時の自分にまかせようと思いました。で、結局出てきたのは、宮本くんが大好きだってことでした。ほんとにばかみたいだけど、宮本くんが1番好きです。

彼女話には泣かされ続けてきたけれど、ファンも一緒に年をとって強くなったというか鍛えられたというか。強くはなったけど強がるつもりはないので、今は自分の慰めになるものにはなんでも頼ろうと思います。

えっと、それで、私ちょっとまた韓国男子に浮気してもいい?宮本くん?韓国映画ノワール系はあまり見てなかったんだけど、面白そうだなってちょうど思ってたとこだったの。心配しないでね、エレカシも宮本ソロも同時に追いかけるから。それで、よかったら次は私とつきあってね。宮本くんとはつきあってみたいなって思ってるの。1週間くらいで大喧嘩して別れそうだけど。現世が無理だったら来世でもいいよ。生まれ変わっても私は宮本くんを好きになると思うから、今度は私のことも好きになってね。それじゃ、また!