歌詞について聞いてみたいこと その2

歌詞について聞きたいこと、何回かに分けて作詞者別に書いていきます。ファンからの一方的な問いかけでしかなく答えは永遠に得られないので、なぜその質問をしたいかも加えておきます。

今回は宮本浩次さん。

①漫画はあまり読まないのでしょうか。少なくとも歌詞には漫画文化の要素は無いように思えます。読んでいるけど歌詞に反映されないのでしょうか。

単に私が漫画が大好きなので聞きたいだけです。宮本くんが好きな漫画があったら知りたいな、程度です。それに、もし「トーマの心臓」「ポーの一族」「11人いる‼」を読んでらしたら、私が宮本くんのことをエーリクでアランでフロルだと思っていることが伝わって・・伝わっ・・伝わったら怒るかもしれないのでやっぱりいいかな。

2019年の夏にどこかのステージで「源氏物語も読んでみたい」とおっしゃっていたそうですが、大和和紀あさきゆめみし」がいいですよ!原典の良さも漫画の良さも両方味わえて一挙両得です。

 

②歌詞における太陽と月について

男性を太陽、女性を月に見立てる歌詞が若い頃から現在に至るまでありますが、このイメージの源泉は何でしょうか。

 

「輝く太陽はオレのもので

きらめく月は そう おまえのナミダ

普通の顔した そう いつもの普通の

風に吹かれて消えちまうさ」(風に吹かれて)

 

「ぶらぶらと帰り道 夜空を見上げたら

月の影あなたの面影が 見えたような気がした

公園に 吹く風を この頬に感じながら

何だか知らないけど 涙ホロリ こぼれ落ちた夜さ

 

明日しか見えない ろくでなし この俺は

孤独な太陽 それが男と思ってた」(孤独な太陽)

 

「あなたは太陽 わたしは月

光と闇が交じり合わぬように

涙にけむる ふたりの未来

美しすぎる過去は蜃気楼」(冬の花

 

男女の象徴としての太陽と月は神話など古典的なイメージが多くありそうですが、どこから発想したのかを知りたいと思ったのと、宮本くんの歌詞の中では太陽と月は融和していないと思うんです。

 

「冷めたふりして生きている二人は

どこか似ているまるで月と太陽 背中合わせさ」(笑顔の未来へ)

 

中合わせ、宮本くんは女性に対してこう感じてきたのかなと思うのは深読みでしょうか。最新曲のタイトルが「愛だけを信じて」だから今は変わったのかな。この曲、早く聴きたいです。

ちょっとずれますが、「You are my sunshine」というアメリカのポピュラーソングがありますよね。この太陽は女性だと思います。男性が「君は僕の太陽なんだ 君が僕を幸せにしてくれるんだ」と歌っているように聞こえます。男性が女性に甘えたい時には女性は太陽になり、男性が強くありたい時には女性を月に見立てるのかな、とか思ったりします。

韓国ドラマに「太陽を抱く月」という歴史物があります。朝鮮王朝が舞台で架空の王様と王妃の話ですが、太陽である王様も月である王妃に守られているという話です(ネタバレではまったくありません)。このドラマを見ながら宮本くんの歌詞を思い出して、月に抱かれる太陽を宮本くんはどう思うかなと思っていました。

 

③韓国の音楽はお聴きになりますか?ドラマは?

冬の花」はこのまま韓国ドラマの主題歌にぴったりです。特に復讐劇。「わたしが負けるわけがない」がまさに韓ドラヒロインスピリット。韓国でも人気出ると思うな。

韓国で「冬の花」をカバーするとしたら、イ・スヨンさんという女性歌手がいいかなと思ったりします。韓流ファン以外にはあまり知られていないですが日本デビューもされてます。韓国では日本語歌詞は地上波テレビ・ラジオで流れないので、宮本くんの曲が韓国語でカバーされて広まるといいなあと思っています。

宮本さん世代のミュージシャンが10代の頃は英米の音楽をよく聴いていたのではないかと思いますが、その耳で聴くとkpopはどう聞こえるのか知りたいです。

 

 

宮本くんの歌詞についてはまだまだ聞きたいことはありますが、今回はこの辺で。

あっ、念のため毎回書きますけど、この質問は使ったらダメです。今まで誰も聞いてないからこれからも聞く人はいないだろうけど。

 

 

では、また。